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長野県に9つの温泉に入り放題のジブリ感満載の温泉地があるらしい!
千と千尋のモデルになったと言われている湯屋もあるみたい!
今回は千と千尋の湯屋のモデルになった老舗旅館があると言われているジブリ感満載の渋温泉をご紹介していきます!
実は長野県の温泉地数は全国2位ということをご存知でしたでしょうか?
今回行ってきた渋温泉は湯田中渋温泉郷という9つの温泉地の中のひとつなのですが
共同浴場の数が国内第2位の9ヶ所もあり、湯めぐりがとても人気なんです!
なんと言っても千と千尋の湯屋のモデルになったと言われている老舗旅館「金具屋さん」の夜のライトアップはとても綺麗でした!
渋温泉の町並み
渋温泉は最寄えきの湯田中駅から歩いて5分の場所にあり渋温泉の側は横湯川が流れており少し傾斜のついた温泉地です。
湯田中駅周辺は新しい建物もあり少し現代を感じるような町並みですが、渋温泉は昔の建物が今も残っておりレトロな雰囲気のある町となっています。
夜になると道路横にある街灯が光ってとても幻想的な雰囲気に包まれます!
反対側の上の方を見渡すと圧巻の山々を眺めることができます!
湯気なのか雲なのかわかりませんが、まさにジブリのような雰囲気が感じられます!
もちろん日帰りの観光の場合でも楽しめる場所です!
駐車場もあり、目印はこの渋温泉のでか提灯です。
橋の真ん中にありすごく大きいのですぐに発見できるかと思います。
迎えてくれるのは渋温泉のマスコットキャラクター(しぶざるくん)
お土産屋さんではしぶざるくんの洗面桶が販売されており、かなり可愛かったので発見してみてください!
以前、地獄谷野猿公苑に行った際、渋温泉が通り道だったので存在自体は知っていたのですが車を降りて散策をしなかったので
「なんかすごい寂れた温泉地があるなー」くらいに思っていました。
ですが、今回しっかり散策してみて「なんであの時、車を降りて散策しなかったんだ」という気持ちになりました。
車で通っただけだと渋温泉の本当の魅力が分かりにくいのですが、一本なかの道に入るととてもワクワクする風情ある楽しい温泉地だと思うこと間違いないです!
この道が一番大きな通りで、あの金具屋さんがある道でもあります。
飲食店もいくつかあり蕎麦屋さんや中華料理屋さん、居酒屋など意外と賑わっているなと感じました!
とてもノスタルジーな感じで穏やかな気持ちになりますよ。
このような細い道もありどこにつづいているのか冒険心がくすぐられます!
もっと細い道もあるので路地好きの人にはたまらない温泉地です!
さっそく足湯を発見しました!
ちょうどいい湯加減だったのでついつい長居してしまいました。
足湯横の階段を上がると正面に渋温泉マップがありました。
ご覧の通りお寺や神社が多いのが分かりますね。
湯めぐりの9つの浴場も確認できます。
旅館のチェックインまで、まだ時間があるので散策を続けていきます!
このノスタルジーな雰囲気が最高にたまらないです。
旅行に来ているんだなーという、非日常感を感じさせてくれます。
またまた、足湯を発見しました!
五番湯と六番湯から徒歩で5分もかからない位置にあります。
先ほどの足湯よりもかなり広めなので、大人数で来ている方々はこちらがいいかもしれないですね。
利用時間も決まっているようです。
ちなみに先ほどの足湯も夜になると閉まっていました!
春蘭の宿 さかえや
チェックイン開始の15時まで渋温泉街をぷらぷら。
今回宿泊する「春蘭の宿 さかえや」さんに到着です!
さかえやさんに宿泊した決め手は
貸切のプライベートサウナがあるからなんです!!
天然温泉、水風呂、ロウリュサウナ、内気浴、外気浴を貸切で利用することができます!(100分間)
プライベートサウナの詳細、ご予約についてはこちらのページからご覧いただけます!
以下の記事では「春蘭の宿 さかえや」に宿泊した感想を紹介しています。
プライベートサウナについても詳しく載せていますので
ぜひ、併せて読んでみてください。
渋温泉 湯めぐり
渋温泉に来たからには湯めぐりを楽しみたいですよね!
湯めぐりとは、地元の方が愛する9つの共同浴場を渋温泉内の旅館に宿泊すればどこでも入り放題という温泉好きにはたまらないシステムなんです!
さらに、9つの温泉は源泉も異なりそれぞれ効果も違うそうです。
渋温泉内の旅館に宿泊している方限定で1番湯から9番湯まで入ることができ、宿泊しない観光客の方でも9番湯のみ料金を払って入ることが可能とのことです!
渋温泉内の旅館に宿泊する方は、チェックインの際に写真右の湯めぐり専用の鍵(巡浴手形)を貸出ししてもらえるので入浴時間内であれば自由に何回も出入りが可能です!
入浴時間が決まっており、朝6時〜夜10時までとなっています。
夕方の3時から6時ごろはかなり混雑しているようでしたので、ゆっくり入りたい方は
早朝の6時からか夕方6時過ぎを狙うと空いているかと思います!
ちなみに地元の方によると人気なのは6番湯と8番湯、9番湯とのことで
おそらくですが、他よりも少し広めで清潔感があるからかな?と実際見にて感じました!
何番湯なのか忘れてしまいましたが大体このくらいの湯船の大きさで大人3人でちょうど埋まる大きさです。
そして、渋温泉のお湯はかなり熱くそのまま入るのはほぼ不可能な温度になってます!
全ての外湯には水が出る蛇口があるので好みの温度にして湯船につかるという入浴方法が渋温泉の楽しみ方なのだそうです!
ちなみに、一番熱いと感じたのは9番湯でしたのでぜひ挑戦してみてください!
9番湯 大湯
一泊した朝に一番風呂を狙ってやってきたのは湯めぐりの中でも1番のメインであり人気がある9番湯です。
朝6時に開くので5時45分くらいから旅館を出て散歩をしました。
本当は渋温泉についてすぐに入りたかったのですが、人気なお風呂なので夕方頃はかなり混み合っており我慢しました。
狙い通り朝イチは利用客は2.3人くらいだったのでゆっくりと入ることができました!
ただお湯がとんでもなく熱いので必ず湯加減を確かめてから入ることをオススメします!
湯船はふたつに分けられており、真ん中には取り外し可能な木の板があります。
右側の中央にあるのが水の蛇口です。水をフルマックスで出したまま入ればギリギリ入れるくらいの絶妙な温度になります!
9番湯は湯船のほかに蒸し風呂があり定員は5名ほど。
サウナのように暑くなく子供でもずっと入っていられるような温度でした。
9番湯には入る際は宿泊客の方だと無料で利用可能。
日帰り温泉として利用する場合は大人ひとり500円とのことです。
湯めぐりについてはこちらをご覧ください!
渋温泉の魅力
レトロな町並みの渋温泉は射的場や卓球場(無料)、たくさんのお寺や神社など観光スポットもいい意味ですごく渋いです!
グルメに関してはお店もレトロで美味しい飲食店が意外と多くあり、観光客に人気なのは少し変わった温泉まんじゅう!
温泉地でよく見かける温泉饅頭もありますが、栗が入った饅頭やスイートポテトのような饅頭などおもしろくて美味しい饅頭がたくさんありました。
意外だったのは、居酒屋もいくつかあって人気のようでした!
これだけ飲食店があれば素泊まりでも困ることなく楽しめるのではないかと思います!
観光スポット
神社やお寺が多かったのが印象的で、中には不思議な雰囲気を感じるところもありました!
町全体に細い道がたくさんあり、路地裏などが好きな人にはたまらない探検しているような感覚になります。
とはいえ、小さい温泉地ですので2時間ほどで全て歩いて見れてしまうのでゆっくり散歩を楽しめるかと思います。
階段がたくさんあるので靴などの歩きやすい履物を履いて行くとこをオススメします!
足湯「のふとまる」
金具屋さんからすぐの場所にある足湯です。
9番湯 大湯と同じ源泉を使っていて朝の8時から夜22時まであいているそうです!
私が行った時はちょうどいい温度でしたが、普段はかなり熱いそうなので気をつけて入ってください。
温泉まんじゅうを買って食べながら入ると背徳感を感じます!
階段を上がると御朱印所があるので集めている方は要チェックですね。
足休処 信玄
冒頭でもご紹介をしている足湯です!
8番湯と5番湯から近い位置にあり「のふとまる」よりも広い足湯です。
朝8時から夜22時まで利用可能で中心部から少し離れた位置にあるので混雑もしていません。
外側の足湯には足ツボがあります。
真ん中で4つに区切られている足湯ですが、4つとも温度が違うそうなので入る際はいっきに入らないように注意が必要です!
成田不動尊
大正時代に創建されたお寺。
石段が少し大変かもしれませんが、お堂までの道のりは緑の景色が素晴らしいので楽しいかと思います。
お堂は静閑な場所であまり整備がされていないような感じがしましたが、私はそれすらも自然体でとてもいいなと感じました!
10月の上旬に行きましたが観光シーズンではなかったためか、私以外誰一人いなかったのでとても神聖な感じもして素晴らしかったです!
横湯薬師
江戸期に建てられ明治期に大改築されたとのこと。
とても立派な造りで少しの間眺めていました。
水神の金毘羅宮と隣接している薬師堂で病気回復・健康増進の効能と利益があるそうです!
お堂までは石段が少しありますがそこまで大変な段数ではないと思います。
金毘羅宮
江戸時代に建てられたとされています。
航海の守神(水神)として有名らしく他にも雨乞いのご利益があるとのことです。
横湯薬師のすぐ隣に建てられているので簡単に発見することができると思います。
渋薬師庵
元の建物は火災で焼失してしまい昭和6年に再建されたとのこと。
9つの湯めぐりの後に参拝すると念願成就すると言われているみたいです!
渋温泉を見渡せるような位置にあり、石段が少し急なので足こしに不安がある方は
6番湯と7番湯の間あたりから道が続いているのでそちらから行くと楽かもしれないです。
面白屋遊技場
大正時代からあるらしいこちらの射的屋さん、とてもレトロでお店に入る瞬間はワクワクします!
景品を売って落とすタイプの射撃とは違ってポイントを稼いで景品と交換するシステムのようです。
誰もいない時は奥におばあちゃんがいるので大きな声で声で呼んであげて下さい。
歌恋会館
お手洗いを使わせてもらおうとたまたま中に入ったら、無料の卓球場がありました!
ぱっと見で2台はあったと思います。
お風呂上がりの暇つぶしにちょうどいいですね!
おすすめグルメ
今回は1泊2日の観光だったためそんなに多くのお店を回ることはできませんでしたが
厳選して行ってまいりましたのでご紹介します。
ついでに今回行くことができませんでしたが、このお店気になるなというところも紹介していきたいと思います!
そば処 やり屋
3番湯の近くにあるお蕎麦屋さんです!店内はワンちゃんも入れるみたいでした!
店内はテーブル席が2つくらいと、畳の部屋にテーブルが6卓くらいありました。
壁には著名人のサインがたくさん飾られていました。
メニューはご覧の通りです。
リーズナブルなお値段ですよね!
ざるそばを注文!
とても美味しかったです!最後に蕎麦湯もいただけて大満足でした。
野沢菜も最高に美味しかったので是非食べて見てほしいです!
来々軒
平日はおばあちゃん1人で切り盛りしているお店でレトロが好きな方にはたまらないお店です。
開店時間ピッタリに着いたのですが、まだオープンしていなかったので少し心配になりましたが待ってみると、のんびりとオープンしていました。
店内はご覧の通りの席数で正直ちらかってはいますが、アットホーム感がありました!
正直、衛生面が気になる方にはおすすめはしないのでご承知ください。
メニューはご覧の通りです。
注文したのはチャーシューメンです。
昔のラーメンのスタイルを貫いていて懐かしい感じのラーメンと聞きましたが
「なるほど、当時はこんな感じだったんだ」と感慨深いものを感じました。
小古井菓子店
渋温泉でとても有名な饅頭屋さんらしく、このお店でしか作っていない普通の温泉饅頭とは少し変わったものを作っておられます!
種類もかなり多めで全部美味しそうなので迷ってしまいます!
個人的には真ん中上の「老の松」が好きでした!
左上の栗が入っている饅頭も大変人気のようでした。
ちなみに普通の温泉饅頭も販売しています。
その他にも菓子パンなどの販売もされていて品揃えは抜群に良かったです!
若葉屋
ジェラートが食べられるお土産屋さんです。
こちらのお店で、黄色いケロリン桶ならぬシブザル桶が販売されていました!
デザインが可愛かったですよ!
ご飯のお供にもってこいの野沢菜漬けもあり、とても美味しかったのでこちらもおすすめです!
まとめ
渋温泉は温泉だけではなく、昔ながらのお店や観光スポットが周囲に多数あります。
日帰りでも充分楽しめますが、ぜひ一泊することをおすすめします!
提灯や行灯の明かりがつくる夜の温泉街の雰囲気や朝の静けさはとても素晴らしいです。
今回、宿泊した「春蘭の宿 さかえや」については以下の記事でご紹介しています。
温泉・サウナが好きな方には特におすすめの旅館ですので是非ご覧ください!
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