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塩の製造過程を楽しく学べる珠洲製塩さんについて紹介しています!
みなさんこんにちは。
カメラ片手に国内を旅している「ゆう」です!
この記事は、能登半島の珠洲市にある塩屋さん「珠洲製塩」さんを紹介しています!
能登半島に旅行を考えている方は、ぜひこの記事を読んで珠洲製塩さんに足を運んでみてください♪
きっと勉強になること間違いなしです!
〜この記事を読んでわかること〜
珠洲製塩までのアクセス
道路はデコボコしたところや亀裂が入っているところなど100%安全とは言い難い状況だと感じました。
そのため、これから能登半島を巡る皆さんも十分に運転には注意して安全な旅を心がけてください。
※珠洲製塩までは公共交通機関が普及しておらず車で行くとになります。
– 〒927ー1322 石川県珠洲市長橋町13−17−2
・営業時間
- 8時から17時
・駐車場
– あり
・その他情報
– 塩ができるまでの工程を学べます!
– 塩アイスが人気
まるで社会科見学!珠洲製塩
能登半島一周の旅をしている途中、珠洲市の観光スポットを調べているとめちゃくちゃ高評価の塩屋さんを発見!
何がそんなにいいのだろう?と思い、レビューを見てみると
「とっても詳しく丁寧に、塩ができるまでの工程を説明してくださる」との声が多数!
これは行くしかない!ということで行ってみることに。
駐車場に到着してまず目に入ったものは、無数の木材。
地震で出たゴミなのか、倒壊した建物の木片なのかな?とか思い
あとで聞いてみることに…
- 3種類の塩
- 人気の塩アイス
お店に入ると、おじいちゃんと若い男性スタッフさんが。
おふたりでお店をやってるみたいです。
商品を見ていると、「ぜひ食べ比べをしてみてください」と言ってくださり
3種類の塩を食べ比べていると、いつの間にか社会科見学並みの手厚い説明が始まっていました!
これがレビューでみんなが言ってたことか!!ってなりました。笑
この地域特有の製塩方法で塩が作られていて「あげ浜式製塩法」というらしいです。
大きな釜が2つありますが、まず左の窯で塩分濃度10%〜20%のかん水を熱し、アクを取り除きます。
そして、上澄みのきれいな部分を右側に移動させ、さらに20時間煮詰めていきます。
疑問に思っていた駐車場にあった大量の木材は釜の火の燃料になっていました!
とても納得です。
1回目に左の釜で出た沈殿物は、なんと泥パックと同じ成分なんだそうです!
右の写真はその泥が固まったものです。
20時間煮詰めてできた塩を取り出して、混入物などを取り除いてようやく塩になるそうです。
ちなみにこの混入物を取り除く際は手作業で行われているそうです!
とんでもなく大変なのが想像できますよね…
というのが一連の工程と教えていただきました。
正直、塩が作られるまでにこんなにたくさんの手間がかかっていたとは思っていませんでした。
そして、他にも驚いたのはステンレスの釜1つ約4000万円(2つある)
海水を貯めるタンク1つ約100万円(5個以上あるとのこと)というように
設備にかかっている費用がとんでもないということも、また勉強になりました。
まとめ ~塩は手間暇がかけられて作られていた~
あたりまえだろ!と怒られるかもしれませんが
塩にはとんでもない作業時間と費用がかけられているということを学びました。
また改めて、このように旅をして人と接して学ぶということがとても新鮮なことで楽しい!
ということを再確認できた体験でした。
人気の塩アイスは運送関係の問題で在庫切れしていたため、お目に掛かれませんでしたが絶対美味しいと思うので運よくあった場合はぜひ食べてみてください!
僕はその代わりに塩を購入しました!
とっても微力ではあると思いますが、能登復興のお役に立っているといいな〜と思います。
それでは、また次回の旅でお会いしましょう♪